「陸王」「のぼうの城」の舞台となった「行田市」
「下町ロケット」の撮影もその後行われました。 監督の福澤克雄さんは行田市がとてもお気に入りですね。
そしてその行田市で年に1度、10万人を動員する大きなお祭りが開催されます。「さきたま火祭り」一度は訪ねてみたい壮大なお祭りですよ。
ゴールデンウィークの一大イベント「さきたま火祭り」
参照:行田市HP
毎年ゴールデンウィーク中の5月4日に、埼玉県名発祥の地とも言われる行田市の「さきたま古墳公園」で盛大に開催されます。
2022年も5月4日(水・祝)に開催は、残念ながら関係者のみで行われることが決定しています。一般の来場はできない、ということになってしまいました。昨年の中止に引き続き、残念です(:_;)
例年でしたら火祭りのメインイベントなどは夕刻からスタートですが、たくさんの屋台で朝からにぎわい、周辺の古墳群や「さきたま資料館」で発掘された鉄剣やはにわなど、たくさんの見どころがあります。
※残念ながら2022年のさきたま火祭りは関係者のみでの開催となりました。以下行田市HPからの転載となります。
第37回さきたま火祭り開催中止について
5月4日(水曜日)、さきたま古墳公園で開催を予定していた「さきたま火祭り」は、さきたま火祭り実行委員会と市による協議の結果、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から行事を大幅に縮小して、関係者のみで執り行います。
なお、一般の方のご来場はご遠慮くださいますようお願い致します。
こればかりは仕方ありませんね。みんなで自粛し、一日でも早いコロナの終息を迎えたいものです。来年は明るい笑顔で、あの壮大なお祭りに参加できることを心より願っております。
さきたま火祭り・開催日時とアクセス
例年の開催情報を、来年の開催のためにも残しておきたいと思います。
開催日:2022年5月4日(水・祝)
開催場所:さきたま古墳公園(行田市埼玉)※関係者のみでの開催
さきたま火祭りまでのアクセス
JR北鴻巣駅⇔ゆもと村 往復シャトルバスが運行
午前10時~午後9時(20~30分間隔)
バス:JR吹上駅北口から(佐間経由行田車庫行)・(佐間経由行田工業団地行)の朝日バス「産業道路」下車・徒歩15分
JR行田駅東口から(西循環コース左回り)で「さきたま古墳公園前」下車徒歩2分
※「ゆもと村」は小さくセブンイレブンのマークが見えますが、その向かいにある温泉&ホテル施設です。 「陸王」撮影中は竹内涼真君もお泊りになったとか( *´艸`)
東北道 羽生I.Cから25分/関越自動車道
駐車場案内
さいたま古墳公園駐車場
一番近い駐車場になりますので大変混み合います。 300台駐車可。
毎年朝8時くらいから徐々に埋まり始めるようです。 午前中には満車になるときが多いです。
泊まり込みは「禁止」行為とされています。 駐車場への通りが細いこともあり、夕刻には周辺がとにかく渋滞します。 車で夕方からは私も何度か行ったことがありますがまず無理だと思ったほうがいいです。
臨時駐車場「古代蓮の里」
随時シャトルバスが出ており便利です。
出典:古代蓮の里HP
6月中旬~8月中旬、夏の早朝には1400年~3000年前のものと言われる行田の天然記念物、「古代蓮」が見られます。こちらはローラーすべり台もある広い公園もあるので小さなお子さん連れならついでに遊べますよ。
行田市教育文化センター「みらい」
少し歩きますが、こちら450台駐車できますのでおすすめです。古墳公園駐車場入り口がせまい通り沿いなので、駐車場渋滞に巻き込まれたくない時にも便利かと思われます。
※地図内左寄り
こちらも歩きますが、近くに行田でもおすすめのうどん屋さんや、ステーキで有名な「彩々亭」があります。 陸王の舞台にも使われた水城公園(すいじょうこうえん)にもすぐ近くです。来たついでにどこかに寄りたい時には良いかと。。ただ健脚な方におすすめしたいところ。
御朱印と、決して陥落しなかった「忍城」なので「落ちないお守り」もあるそうです♪
さきたま火祭り会場のトイレは何カ所?
埼玉古墳公園内にはトイレが合計8か所あります。
場内は広いのでだいたいの場所を把握しておくといいと思います。
屋台や火祭りの会場エリアのトイレは大変に混み合い行列ができていることが多いです。特に混み合う夜は先に済ませておいたほうが良さそうですね。
車いす用はさきたま史跡博物館のところにあります。
こちらで場所を確認してくださいね♪
埼玉県さきたま史跡博物館
TEL: 048-559-1111(代表)
〒361-0025 埼玉県行田市埼玉4834
さきたま火祭り当日は会場エリアに屋台がたくさん
例年の火まつりはこんな感じでした。
お祭りと言えば楽しみは「屋台」ですが、たくさん出てます!
こちらは2019年度の様子ですがお天気が悪いですね。。例年はいつも晴れてきもちの良いお天気のなか行われることが多いのですが。。
とは言えこの後雨がざーっと降って、その後あがり、無事に火祭りのイベントは行われました。
食べたいものが絶対見つかる!くらいに種類豊富でした。
私は必ず焼きそば、お好み焼きが食べたい♪
でも! 行田には「ゼリーフライ」「フライ」という有名なB級グルメがありますので、絶対チャレンジしてください。 ソース系粉ものが好きな方は絶対ハマりますよ。
お子さんに大人気だったわたあめの屋台。
昔と違って、あの大きなキャラクターの袋じゃないんですね!
原宿風なのかな? カラフルで可愛かったです。
このあと火が放たれる古代住居の産屋。。とても大きいです。 2~3時くらいになると、場所取りの方のシートがかなり多くなっています。 でもまだまだ場所は空いていました。このあと産屋炎上、花火のころにはすごい人手になります。
さきたま火祭りは「コノハナサクヤヒメ」の物語
古事記の「コノハナサクヤヒメ」の物語を再現した壮大なお祭りです。
天照大神の孫「ニニギノミコト」が大山津見神の娘「コノハナサクヤヒメ」と結婚したところから物語は始まります。
結婚してたった一夜の交わりで身ごもったのをニニギノミコトに疑われたコノハナサクヤヒメが、疑いを晴らすため「あなた(神)の御子であるならば、たとえ火の中でも無事に生まれるでしょう」と自ら産屋に火を放ち、その中で海幸彦(ウミサチヒコ)・山幸彦(ヤマサチヒコ)を無事に出産しました。
出典:さいたまつりHP
この古事記を忠実に再現するために、古墳群中央の広場に大きな櫓(やぐら)が組まれ、この日に櫓に火が放たれます。
出典:さいたまつりHP
ロマンを感じる素晴らしいお祭りです。 一度体験すると毎年来たくなっちゃいますよ♪
さきたま火祭り・当日のスケジュール
10時から屋台などはスタートしていますが、当日のメインイベントは夕刻から始まります。こちらは去年のスケジュールですが例年同じような感じですのでご参考までに。
♦しゅうばつの儀
18:55〜
♦~神話への誘い~輦台・たいまつ行列、古代住居 産屋炎上
19:15〜
出典:さいたまつりHP
♦~古代のロマン~御神火降り・たいまつ行列、オワケの臣登場、(御託宣読み上げ)
19:30〜
♦フィナーレ・打ち上げ花火
〜20:00
フィナーレの打ち上げ花火は近隣住民への配慮から低い位置に打ち上げられます。 会場から見上げると真上に上がるような感覚、しかも近い。古代のロマンを感じた後にこの美しい花火を見上げて心洗われてください♪
周辺グルメスポット
蕎麦・創作料理「あんど」
行田と言えば今でも足袋蔵などが点在しており、今はいろいろな使い道で生かされています。 こちらはその足袋蔵を改造したおしゃれなお蕎麦屋さんです。 無農薬野菜や産地にこだわった蕎麦、ビオワインなどとても美味しくいただけます。
夜ゆっくりとお酒をいただきながら蕎麦をつまみに。。がぴったりな居心地のいい場所です。
もちろんお蕎麦も美味しいです♪ こちらは鴨せいろのセットです。鴨の出汁が利いたちょっと濃いめのつゆと、のどごしのいい蕎麦がぴったりの相性でするする入ってしまいます。
フライ・ゼリーフライの「かねつき堂」
出典:かねつき堂HP
行田と言えばB級グルメのフライやゼリーフライが有名です。 忍城跡の「忍城郷土博物館」からすぐなので、そちらに足を伸ばす予定の方はぜひご一緒に♪
ゼリーフライと言ってもおかしのゼリーじゃありません( *´艸`) 銭の形をしているからぜにフライ。。ゼリーフライ??など言われはいろいろあるようです。
出典:かねつき堂HP
ゼリーフライはじゃが芋とおから、他にも野菜などが入ったコロッケによく似た感じですが。。美味しいんです。これが! フライも素朴な味わいで、むかし足袋工場の女工さんたちのおやつだったそうです。 行田に来たらこれもお試しあれ♪
指定文化財のカフェ VERT CAFE
旧忍町信用組合の店舗が水城公園内に移築され、カフェとして2018年9月にオープンしています。子連れにうれしいキッズスペースなどを併設し、行田地産の食材やゼリーフライなどもメニューに含まれています。アンティークな空間でゆっくりと過ごせますよ。
あいにくのお天気ですが本日(2/6)も通常営業です
雨の日キャンペーン
ステキな絵葉書プレゼント【Open 11:00/Close 16:00】
Food Menu
〜14:30(ラストオーダー)Drink&Dessert
〜15:30(ラストオーダー)#vertcafé #ヴェールカフェ #旧忍町信用組合店舗 #行田 #カフェ #水城公園 pic.twitter.com/T5lav7CIKT— VertCafѐ〜ヴェールカフェ〜 (@Vert_Cafe904) 2019年2月6日
さきたま火祭りと前後して4月28日(日)には「陸王杯 第35回鉄剣マラソン」も行われる予定でした。そして時期はちょっと離れますが、毎年11月には「時代まつり」があり、日本各地から甲冑の武士の恰好をした人が集まりちょっとした名物にもなっています。行田は観光地としてもこれからもっと面白くなっていきそうですね!
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